土佐くろしお鉄道
中村駅は、ウィキペディアによると2014年にブルネル賞という賞で優秀賞を取ってます。リノベーションがうまく言ったようです。
私は、仕事で、リノベーションを検討することが多いので、ぜひ見ておきたいのです。
では、一路、中村駅へ。車両は、TKT8000系という気動車なのですが、クロスシートとロングシートを組み合わせています。ボックス席を一人で悠々と占拠できます。
写真を撮った時点では、私だけしかいなかったのですが、この後、数人が乗車してきます。しかし、土曜の昼間にこの人数で経営が成り立つのだろうかと思えるレベルです。
10人に満たない乗客を乗せて、窪川を出発。
土佐くろしお鉄道は、なかなか高規格な路線でして、気動車単行ながら、普通列車でもなかなかのスピードで飛ばします。若井を過ぎると予土線と分岐してトンネルの中に掘られたループ線を通過します。
なんかこの時、ずっと、スマホのGoogle mapで、現在地を見ながら乗ってました。ループ線初めてなんだけど、ループ感に乏しかったです。
途中土佐佐賀駅で、列車交換です。
太平洋が見えてきました。港内にこんもりとした小島があります。
佐賀公園駅まで来るとしばらく太平洋沿岸を走ります。
太平洋。伊予灘とはうって変わって雄大な感じ。
伊予灘ものがたり乗ってた時とは、太陽の方向が違うのもあって、開放感がすごいんだよね。
土佐くろしお鉄道の駅には、だいたい、津波に注意の看板が出ています。ここは有井川駅だったかな。南海トラフ地震というのに備えているのでしょう。そういう地震が来ないことを願うばかりです。
そうこうしているうちに、中村駅へ到着。すでに、これから乗る岡山行きの南風24号が、発車を待っていました。(宿毛方面行きの気動車もすでに待ってますが、38分も乗り継ぎ時間があるようです。)
この鉄道は、空と海の雄大さがとても感じられます。予土線が山と川の路線であるのと非常に対照的です。