関西国際空港へ(主にラピート)
有名なあいりん労働公共職業安定所が見えます。(いわゆる職安ですね。)
貧困で有名な地区なんだからこそ、もう少し、綺麗な建物として管理できないものなんでしょうか。東京の山谷と比べるとなんの対策もない感じがしますね。
目的は、ラピートに乗ることです。急行と比べてあまり早くないのですが、こういうのは快適性を買うのです。新今宮でラピートの出発する3分後に関空行きの急行が来て、関空にラピート到着の8分後に到着するんですからね。
関空トク割ラピートきっぷというきっぷを1270円で買って、海側窓側を指定します。
正規運賃は、920円ですから、350円追加で、快適性を買うということですね。
ラピートを待っている時に、橋本行き特急りんかんが高野線ホームに入線して来ます。30000系が使われています。やや古びたデザインですが、十分特急型電車としての風格を保っています。
なんば行きの泉北ライナーが入線して来ました。車掌さんは女性なようです。
関東でも流行って来ていますが、関西私鉄は、通勤の着席サービスを頑張っている感じしますね。私は、ただの売り上げ増加の取り組みとは思いません。そういうサービスを供給することは素晴らしいことです。
真田赤備え列車も来ました。
いよいよ、私の乗るラピートが入線して来ました。
停車駅の多いラピートβです。関空行くだけでなく、主要各都市への通勤特急としての意味合いもありそうです。
乗車すると、自販機とスーツケース置き場が、少しだけスーツケースが置かれていますね。デッキから居室への自動ドアです。なんとなくラグジュアリー感があります。
居室です。この内装デザインは、開放感があって素晴らしいと思います。
きっと関空から入国して来た外国人は、この車窓から見える大阪の町並みを楽しみながら移動することができるでしょう。
モケットは、ヒョウ柄。大阪のおばちゃんが好みそうなイメージ。しかし決して下品とは思いません。テーブルと肘掛は、やや残念な感じ。しかし、関空からなんばまで40分強ですからあまり大きなテーブルは必要ないのかもしれませんね。
紀伊水道の向こう側に太陽が沈んでいきます。
りんくうタウン駅です。りんくうゲートタワービルは、あべのハルカス、横浜ランドマークタワーに続く日本で三番目に高いビルだそうです。高いです。
個人的には、中国などと張り合わず、高い建築物を作るよりも、美しく、調和のとれたまちづくりを進めるのがジャパンウェイなのではないかと思います。
いよいよ海を渡ります。雲が多い日だったのですが、それがかえって幻想的な感じを醸していました。帰るんだけど、旅立ちを演出するのに十分な情景が広がります。