児島駅にて
大変なことに気づきます。バースデー切符を持っていないのです。(グリーン券は持っている。)
どこかで、紛失した模様。南風の中か。
児島の駅周辺もぶらぶらしたかったのですが、児島駅の駅員さんはJR西日本の職員なので途中下車すると再入構は認められないとのこと。
携帯にバースデー切符の写真があるので、それを見せながら、どうしたらいいと聞くと「この後どうする予定なの?」と聞いて来るので、高松に泊まる予定です。と答えるとでは、そのまま、高松駅に行ってもらって、高松駅で聞いてよとのことでした。
仕方なく、指示に従おうとするのですが、せっかくなので、駅でも撮影を続けながら、特急に乗れるエビデンスがないので、マリンライナーで高松方面へ行くことに。トホホ
動画は、徳島・高知行きの南風・うずしお併結編成です。
土讃線全線制覇
土讃線というのは、多度津から、窪川までなので、この南風号に乗ってるだけで、全線制覇できます。まぁ、昨日、阿波池田から多度津までは乗ってるんですけどね。
窪川あたりからは、起きて外を見ながらまったり過ごし、グリーン車の特権を活かし、iPhoneとiPadとデジカメの充電をします。
まぁ、私も嫌いじゃないんですけどね。皆に好かれる作品を残して亡くなるってよく考えるとすごいことですよね。私など、元妻に嫌われまくってますから・・・(私はもっと嫌ってますが・・・)
なんか、高知、窪川間は特筆するほどのこともないままに、まったりと乗車し、高知駅に着きます。ここで、少々(特急なのに14分も)停車するので、例によって、喫煙所に行きます。高知の町並みです。東京で言えば杉並とか大田区とかあたりにありそうな風景だなと感じました。
ここからは、土讃線きっての風光明媚な名勝として知られる区間、大歩危・小歩危を通るぞと思いながらも高知を出るのが17時過ぎですから、真っ暗になってしまい、何にも撮影できません。
高知県は広い感じがしますが、阿波池田を出るとあっという間に瀬戸大橋まで来る感覚でした。眠ったり起きたりして、児島駅に着きます。
さようなら、南風号、グリーン車って、長距離移動も本当に楽ですね。
東京近郊の普通電車とぷらっとこだまでしかグリーン車乗ったことがないので、グリーン車の威力を思い知りました。
北海道や、九州もグリーン車乗り放題の切符出して欲しいなぁ。
土佐くろしお鉄道
中村駅は、ウィキペディアによると2014年にブルネル賞という賞で優秀賞を取ってます。リノベーションがうまく言ったようです。
私は、仕事で、リノベーションを検討することが多いので、ぜひ見ておきたいのです。
では、一路、中村駅へ。車両は、TKT8000系という気動車なのですが、クロスシートとロングシートを組み合わせています。ボックス席を一人で悠々と占拠できます。
写真を撮った時点では、私だけしかいなかったのですが、この後、数人が乗車してきます。しかし、土曜の昼間にこの人数で経営が成り立つのだろうかと思えるレベルです。
10人に満たない乗客を乗せて、窪川を出発。
土佐くろしお鉄道は、なかなか高規格な路線でして、気動車単行ながら、普通列車でもなかなかのスピードで飛ばします。若井を過ぎると予土線と分岐してトンネルの中に掘られたループ線を通過します。
なんかこの時、ずっと、スマホのGoogle mapで、現在地を見ながら乗ってました。ループ線初めてなんだけど、ループ感に乏しかったです。
途中土佐佐賀駅で、列車交換です。
太平洋が見えてきました。港内にこんもりとした小島があります。
佐賀公園駅まで来るとしばらく太平洋沿岸を走ります。
太平洋。伊予灘とはうって変わって雄大な感じ。
伊予灘ものがたり乗ってた時とは、太陽の方向が違うのもあって、開放感がすごいんだよね。
土佐くろしお鉄道の駅には、だいたい、津波に注意の看板が出ています。ここは有井川駅だったかな。南海トラフ地震というのに備えているのでしょう。そういう地震が来ないことを願うばかりです。
そうこうしているうちに、中村駅へ到着。すでに、これから乗る岡山行きの南風24号が、発車を待っていました。(宿毛方面行きの気動車もすでに待ってますが、38分も乗り継ぎ時間があるようです。)
この鉄道は、空と海の雄大さがとても感じられます。予土線が山と川の路線であるのと非常に対照的です。
予土線3
山と霧の深い駅にたどり着きました。江川崎駅です。
この駅では、列車交換もないのに9分停車します。車両にトイレがないので、トイレ休憩のためでしょうか。
例によって一服します。
江川崎は、いつのまにか高知県に入っていて、四万十市にあるらしく、駅を出ると大きな観光マップがありました。
この休憩中に、お茶でも買いたかったのですが、トイレに行きたくなると降りるか漏らすかしかないので、断念して、再乗車します。
江川崎駅を出ると車窓から四万十川が見えます。沈下橋が見えます。
初めて見た。ちょっとドキドキします。
有名な半家駅(ハゲ)です。増毛駅が現存していた時は、ハゲ駅から増毛まで片道切符などが買えたそうですね。あと20年くらいしたら、半家駅も無くなってしまっているかもしれません。
もう、近永でてからは、そのくらいの乗車人数です。
美しい山や川の風景を見ながら、なぜか、この辺から路盤の規格が高規格になってきて、結構なスピードで窪川を目指します。