いざ飛田新地へ。
大阪あまり詳しくない私。
出張時も行く場所決まっちゃっているし、こっちの人がアテンドしてくれるし。風俗的には普段はデリだし。
身を清め終わり、飛田新地に向かうのですが、アクセスは、タクシーとしました。
リーガロイヤルホテルの1階は、23時前だというのに、やたらにタクシーが待機しています。
さっと、タクシーに飛び乗り、小声で無理して堂々と「飛田新地まで」というと
「北新地でっか」
「いや、飛田新地です。初めてなんで、連れてって欲しいんです。」
「あぁ、飛田新地でっか、すんまへんすんまへん。お客さん初めてなんですか」
と、初飛田新地が否応なくバレてしまいました。
だいたい、この運転手さん、中川家の礼二そっくりだわ。見た目も話し方も。
飛田新地までリーガロイヤルホテルから6kmちょっとあるので20分くらいかかったんですが、その間、運転手、ずっと喋りっぱなし。
関西のタクシーってこんなもんなんですかね。
でも、「私もね、たまーに行きますけど、いいですよあそこ、話が早くて。綺麗なお姉ちゃんたくさんいますしな」なんて話には、期待とあそこが膨らんで来ます。
運転手が、「お客さん着きましたで、これが有名な飛田料理組合です。こっからは、写真撮ったら怖い人に連れてかれますから絶対とったらあきまへんで。今しか撮れまへんから、撮っときなはれ、ほら、ほら。」と急かされて撮ったので、所詮iPhoneということもありボケボケになってしまいました。
ここを入ると料亭がずらりと並んでいるのですが、タクシーの運ちゃんは、私がたまに行くオススメの店の前で降ろしますから、気に入ったと思ったら、すぐ決めなあきまへんで。といい、吉原という料亭の前でタクシーを停めるのでした。